
音フェチ動画とか真面目にしんどい…。こんにちは、ちなつです。
わたしが最近知ったというか、たどり着いた言葉に『ミソフォニア』というものがあります。
日本語で言うと音嫌悪症。
説明を見て、これだよこれ!と思いました。
今日はこの『ミソフォニア』について書いていきたいと思います。
もくじ
ミソフォニアとは?
ウィキペディア先生から、拝借させていただきます。
音嫌悪症または音恐怖症[2]とは、まれに診断される医学的な障害である。原因は神経学的だと思われ、特定の音に対して否定的な感情(怒り、逃避反応、憎しみ、嫌悪)が起こされる。小さい音も大きい音もある[3]。
誰にでも嫌いな音はあると思います。
黒板をひっかく音、工事現場の大きな音、サイレンの音…。
そのようなものだけじゃなく、もっと日常的な音に不快感・怒りを感じて生活に支障が出ているような状態がミソフォニアなのだそうです。
ミソフォニアを患っている人は最もよくある場合、唇鳴らし、ズルズルの音立て、咳払い、爪切り、そしゃく、飲用、歯磨き、呼吸、鼻のクンクン鳴らし、会話、くしゃみ、あくび、徒歩、ガムをかむことまたはバブルを破裂すること、笑い、いびき、飲み込み、ゴクゴク、げっぷ、義歯のかちっという音、タイピング、咳、鼻歌、口笛, 歌い、ある子音の音や、反復的な音により、怒りの感情が生じる[13][14]。発汗、筋肉緊張や高心拍数などの「闘争・逃走反応」の症状が出る。
上記の音のいくつかは誰だって苛々すると思いますが、ミソフォニアに該当する人は異常なほど反応してしまうのです。
例えば同じ空間にいる人が鼻を汚くすすっているとします。それもしつこく。
通常は苛々のゲージがどんどんMAXになっていって、「ティッシュでかめよ、気持ち悪いなあ!」となりますよね。
ミソフォニアの人はこの苛々のゲージが一瞬でMAXになる感覚です。「げっ、耐えらんない!」という状態に一瞬で到達します。
わたしの場合ですが、一瞬たりともここにいたくない!なんなら元凶の人をぶん殴って止めてやろうか(実際には絶対しませんけど)、耳を塞ぎたい!という気持ちに一瞬で支配されて不安定になり、ドキドキしてきます。ひどいと吐き気がします。
まさに上の引用例の最後の状態です。
身体がぐわっと熱くなるというか、ぐにゃっとせりあがってくる不快感(わけわかんない表現ですが…)も感じます。
不快感を感じる音の例
わたしの場合、自然の音、機械の音などはわりかし大丈夫なのですが人間の出す音に敏感なようです。
電車の中での咳・鼻すすりは拷問ですね。ぴーぴー鼻が鳴ってたりしたらもう最悪。
そば屋やラーメン屋でのズルズル音も耐えられません。
人の呼吸音、寝息、息切れしている状態、咀嚼音、サ行・タ行の発音が強い人、小声で話す人、地味ですけど本当にしんどいです。口から出る小さい音が基本的に駄目なんだと思います。
あとは心臓の音。テレビ番組で演出の為に使われていたりすると、すぐチャンネル変えます。
みんな嫌だよそんなの、と思う人もいるでしょう。
実際、結構ミソフォニアの気がある人は多いと思います。神経症の類だそうなので。
要は、一瞬で怒りがMAXに達するか、それで生活に支障が出ているか・体調に変化が出ているかってところが問題ですね。
以前ストレスフルだった時には最終的に片耳が難聴になりました。関係深そうですよね。
要は神経質、ってことでしょう…
おそらくですけど、このミソフォニアに該当する人って匂いにも敏感なんじゃないでしょうか。
潔癖症の人も少なくないかも。あと不眠症の人。
常に神経を尖らせているのが通常状態なので、そうじゃない人に比べるとストレス溜まりますよね。
ただ生きているだけなのに、どうしてこんなにストレス感じなきゃいけないんだよ!って気持ちになるというか。
他の人も思うでしょうね。どうしてそんなにストレス感じてるんだよ?って。
こればっかりは仕方ないのです。治す方法もこれと言ったものはないし…。
対処法
とにかく物理的に聞こえないようにするしかないですね。
わたしは耳栓とイヤホン・ヘッドフォンを使い分けて対策しています。
このブランドの耳栓はかなりいいですよ。
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かなり安価で、8種類分試すことができます。
これでわたしは運命の耳栓(オレンジのやつ)に出会って、大量購入してあります。
外出時や耳栓でも駄目な場合はイヤフォンで音楽を流します。けど、演奏の切れ目とかフレーズの切れ目に割り込んでくる音で余計に苛々しちゃう時もあり…(笑)
会社に電車通勤している時は、イヤフォン忘れたら走って取りに帰るか、コンビニで買ったこともあります。
電車って不快な音の巣窟なんですよね…。
まとめ
思い出したのですが、擬音もぞっとしちゃう時あります。
食事系の漫画の「はふはふ」とかね。ひぃぃぃっ!てなります。
あと血液系が駄目なんです。
映画なんかのフィクションは結構過激な出血描写があっても大丈夫なんですが、医療系のやつは見ているだけで貧血になります。
理科の教科書に書いてある心臓の絵とかもしんどくて、授業中具合悪さと戦っていた記憶があります。
先生が「左心房、右心室(うろ覚え)」とか口にするたびに、ぞぞーっとしてさりげなく耳塞いで机につっぷしてました。
やっぱり神経質なんですよね。最近もう諦めてます(笑)
でも名前が付けられるくらいですから、同じようにしんどい思いをしている人がいるということですよね。
ただただストレスに感じていた事象が具体的に考察できるのは、精神的にもマシなのではないでしょうか。
対処法は、シャットダウンして極力気にしない、くらいしかないのが辛いところですが頑張っていきましょう…( ̄▽ ̄)